タロットの月のカードの仕事・恋愛についてとカードの意味

タロットの「月」のカードは中央に大きなお月様が描かれていて顔があります。

このカードから、今回は「仕事・恋愛へのアドバイス正位置と逆位置で見た時の意味」を読み解いていきました。

夜の満月が出ている時は幻想的で美しいきれいなイメージがありますが、

それとは逆に血が騒ぎ変なテンションになってしまったりと人間にとって月とは感情的な部分で繋がっているといわれています。

月や太陽はいつも平等にどこでも照らしていて、人々の生活の営みや心の移り変わりを見てきていますが月は太陽の光を受けて輝いているので暗闇全体を明るく出来るわけでもなく、何が現実で幻想なのか実は曖昧です。

暗闇の中を照らす月明かりで見えてくるものはどういった気持ちの移り変わりなのでしょうか。

タロット「月」のカードの仕事運アドバイスメッセージ

まずこのカードを見て感じた事は、湖から人がナイフ片手に岸に近づいてきています。

「後ろ!後ろ!危ないよ!」と注意したくなる光景です。

手前の狼と犬は互いに月に向かって吠えているのか後ろには全く気付かない様子です。

絵の中のザリガニは水の中の生き物ですが、陸地へ這い上がろうとしています。

水中の生き物が何かの理由があって、やっている動きです。

今起きている問題や手持ちの仕事に向き合い過ぎて、周囲が見えていない状況です!もしかしたら他にも重要なものを見落としている可能性があります。

危険ではなくとも、何か注目しなければならない事が迫ってきているかもしれません。

今は気づいていないので、突然向き合わないといけなくなり慌ててしまって今やっている事まで疎かになりますので広い視野で余裕をもって仕事に励んでください。

伝言ゲームのように情報が途中で変わってしまったりすることもあるので、最終的に見直すようにしましょう。

自分の目できちんと確かめるようにしましょう。

またこれはあまり予想したくはないのですが、業務に支障がでるような動きをする人物が出てくる可能性も考えられます。

自分の事は完璧にこなせていても、「なんで?」というようなタイミングで一気に全部がダメになるというような信じられない事が起きたりします。

とにかく自分や周りの感情に流されず冷静になって問題の原因をつくらないことが一番となります!

「月」のカードの恋愛運アドバイスメッセージ

恋愛でこのカードが出た時は感情の動きの部分に注目します。

塔から塔へ鳥が移っているのは、そのままの意味で心の移り変わりを表しています。

暗闇の中でたとえ月明かりがあったとしても、お互いの顔がよく見える距離まで近づいてみないとどんな人なのかわからないですよね。

見た目や人から聞いたデータに惑わされずに自分の目でしっかり見極めること

嘘や隠し事をはっきり見抜く力が弱い時です。

またはじめから決めつけてしまったり、深読みしすぎて心が疲れることが起きやすいです。

お互いの気持ちがかみ合わないなと感じたら、すぐに本音で話し合うことも大事なことです。

この本音で話すことを先延ばしにしていると、気づいたらとんでもなく心の距離が離れてしまっていて取返しのつかない状態になってしまうこともあるでしょう。

感情に注目する時は、お相手の方の言動に対する時に発生する感情ではなく自分が行動する前の感情の動きに注目してくださいね。

もし行動する前に不安があれば、その不安がなくなるようなことは何か考えてみたり実行しながら不安が少なくなるように調節していくと納得のいく形に落ち着くでしょう。

タロットの「月」カードでの一般的な意味

正位置の場合

不安定・幻想・戸惑い・謎が多い・偽装などのあまり良くない言葉が並んでいます。

はっきりとしない闇の中で、正しいものとそうでないものを見分けるのはとても困難です。

正しいと思っても実際それを保証する証拠もなく曖昧で、決定できるものではありません。

人の感情や感覚はとくにそうで、自分以外の人の心の内は仮設を立てて説明してもそれが本当であったかは証明できなくて、ただこちらの心が疲弊するだけの時もあります。

一生懸命やったことでも、他人が介入することで全くの無駄に終わってしまうこともありますがそのがっかりした気持ちは横に置いておいて、達成感の方を持って自信につなげていけるといいですね。

逆位置の意味は

現実的・夜明けが近づく・謎が解ける・危険回避できるなどとなり、正位置のときよりは少しマシなイメージとなります。

太陽が昇る夜明け前は薄く明るくなっていき辺りが少しずつはっきり見えだします。

完全にはっきりというわけでは無いですが、建物の輪郭がわかり始めることからもしかしたら問題の全体がわかり解決の糸口が見える直前かもしれません。

真っ暗闇で少し心細くなったり疑心暗鬼になったりしていたのに、

段々明るくなって辺りが見渡せるようになると安心感で体が緩み気持ちに余裕が出てくるので、もっと他をみることができますね。

暗闇でハッキリしないときよりも、希望がある状況です。

まとめ

月が印象的なカードは、不安定な感情を表すものでした。

月の光で全てがあらわになるという意味もあるのかと思いそうですが、月自体もただそこにあるだけで自らは光っていないし空を明るくするには弱すぎる光でこれでは真実を100%あらわにできる力はないですね。

幻想の中での真実は見極めがとても難しいですが、目を凝らして見るよりも明るいところで確実に見えた状態で対処した方がすべての能力を使って対応できます。

今よりも少し時期を待ってみるのもいいですし、

全体が見える位置まで視点を変えてみるのも新発見につながることでしょう。

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