今回は【ソードの4】を使って、気になるお相手の気持ちと未来へのアドバイスをお伝えしていきます。
タロットの中のソードは剣で人間の理性や進化の途中で得てきた知恵の象徴として表されています。
一見すると剣が描かれているので何やら怖いイメージもありますが、別の意味があると知っていたら解釈のときにすっと入りやすいですね。
ソードと横たわる人については、どんな意味があるのか気になりますね。
他のカードとの比較もしながら、気になるお相手の気持ちについて解説していきます。
使用したカードはニュービジョンと「DEVIANT MOON TAROT」 と「sun and moon tarot」の3種類です。
三枚とも違う構図ですので、どの視点の人物になりきるか自由にみてみましょう。
人物像から読み解く気になるお相手の気持ち
この3枚のカードのそれぞれの人物はみんな横たわって眠っています。
目を瞑っていることから、今は一旦気持ちを静めて休止している、ひとりの時間が必要な時期に差し掛かっているところです。
剣は手に持って使うものですが、この人達は剣は一旦置いて休んでいますので、今まで進めてきたことが一区切りして次の一手のために今のうちに休んでおいた方が良いという事です。
落ち着いて横たわってみたものの、実際はこれまで休むことなく動き回っていたのだとしたら心を静めるのに時間がかかります。
心は休まりにくい状況ではあるが、ひとりの時間、空間は確保できてほっとしている状況です。
このままこれまでの事を続けていたら、きっと途中で息切れしてしまって最後まで辿りつけないかもしれません。
ゆっくり休息をとることで、反省点や改善点が明確になってきます。
4本の剣の上で寝ている人はとても集中力がいりそうですが、この剣(件)に関して真剣に考えていてこれからも責任を持って対峙していくつもりのように感じます。
この休止状態が終わるころには環境や関係が少し変化し気持ちも前向きに感じることがあるでしょう。
お相手が休息しているように見えない場合は、あなたがお休みして考えをまとめたり良い案を考えたりする時間を持つようにすると、関係が進み始めたときにいろんな場面で慌てずに堂々と過ごせるでしょう。
もっと気になる未来予想
ソードの4で未来をみた場合、これから休息期間に入ることが強いられるかもしれません。
もしこれまでに、仕事やそれ以外の事を一生懸命やり続けてきたのだとしたら体自体を休めなければならない期間がくるかもしれませんね。
どれだけでも働けるからといってそれが永遠に続くとは限りませんし少しずつ休みながら、心身のバランスをとっていくのはこれからの人生にも必要不可欠だからです。
そして、もし永遠に動き続けたとしても、同じパフォーマンスが続けられず質の下がったものを提供することになってこれまでの知識や道具を無駄にしてしまうこともあるかもしれません。
他の人に迷惑がかかるからとやせ我慢してしまっても、正直に話せば快く受け入れてくれることの方が多くあります。
一度スッキリと休止期間を決めると、復活の時も決まるのであとでダラダラ計画がずれ込むこともなさそうです。
全てのカードには、青空・薔薇の花・蝶々が描かれていてこれは今後も再開されたあとは全て吉報に向かうと信じている心の現れだと思います。
ある日突然立ち止まらなければならない状況になったら、その計画は一旦見直しが必要ということです。
一度脇において違うことを楽しむ時間に充ててみましょう。
ソードの4の正位置と逆位置の違い
ソード4の正位置の意味
知性・思考・判断力・コミュニケーション安定・秩序・基盤を表しています。
思考や判断力の安定性や秩序を求める期間を、問題解決や決断をするための冷静な判断ができるように積極的にとることが必要だと示しています。
物事がそれ以上進まない時や新しい決断をしなければならない時がきた場合これらをしっかり見極める判断をするための一時休息の期間です。
心機一転切り替えの時期です。
逆位置の場合
正位置とは反対の意味ですので休息期間の終わりを示します。
休息期間が終わりましたので、休息前の続きをしていきますが内容や思惑が変わってリセットされるので新しく新鮮な気持ちでスタートできます。
ストレス解消やスッキリする事を多く感じるタイミングです。
まとめ
ソードの4は正位置と逆位置では疲労と回復を表していました。
お相手の気持ちでは、2人の間で進めようとしていたことが一旦休止状態に入るということでした。
休止状態を早く復活させるには、お互いに情報の整理が必要です。
頭では処理しきれない情報量をかかえながら、忙しい毎日を過ごしていくのはとても大変なことだと感じます。
適度に休んで心身のバランスを保つことはひとりひとりが責任をもってやるべきことだと思います。
1日のうちにそのような時間があると、仕事の効率も上がって長期の休みも取ることなく健康が保たれるのではないでしょうか。
何のためにやっているのか目的や方向性がすり替わってしまうことがありますので、時々立ち止まって考えなおしてみてくださいね。