カップの5の人物は何をしているのか、意味や最終結果は

小アルカナ

爽やかな1日のはじまりにタロットカードでカップの5が出たとき、あなたは少しドキっとしてしまうかもしれませんね。

気軽に引いたカードの図柄からだいぶ暗い雰囲気を漂わせているので、もしかして悪い結果なのではないかと不安になってしまったり身構えてしまったかもしれません。

カードの意味だけをお伝えしてしまうとこのような、ネガティブな言葉とイメージだけが記憶に残り、今日1日の気分がどよーんとなったままひきずってしまうことになるかもしれないですよね。

そのような事を避けるためにこの人物は何をしていて、これからどうなっていくのかなどを詳しくご説明していきますので、この理由と意味や最終結果とをつなぎ合わせたものを知ると、きっと前向きな気分で過ごせるようになると思います。

この人物が考えていることと行動

表情がわかりにくいので前から見えるニュービジョンのカードを使ってみます。

倒れたカップを見て、嘆いて落ち込んでいる男性です。

カップの中身がこぼれて周囲に飲み物が散乱してしまっています。

そう説明されると、「たったそれだけか」と思ったかもしれません。

この人は、地面に並べたカップ5つのうち3つを倒してしまって途方に暮れています。

そしてこのカップが倒れたことにいつまでもショックを受けているんです。

それを考えると、カップをまた同じように立てて中身を補充すればいいんじゃない?と思いますよね。

何かのイベントなのか、この人の後ろに2人人がいて、その人達は明るい色のマントをしているのですが、この人は黒いマントを着てていかにも雰囲気暗めです。

色に優劣は無いですが、黒のマントを選ぶということは普段から落ち込みやすい性格で、この時もきっと「なんでいつもうまくいかないんだろう」とグルグル考え込んでしまったような感じでしょうか。

例えだれか偉い人のために準備したものであっても、早く片付けて元通りにした方がその場はうまくおさまるのに、ただただ見つめてるだけです。

このカードの人物からわかったことから、どうすればいいかがわかると先行きが明るく感じられますよね。

カップの5のカードの意味と現状

このカードでは「うまくいきそうでうまくいかない現状」や「期待外れにむなしさを感じて悲しむ」というようなことが伝えられています。

今、目の前にある物事が思ったようにうまく進まなかったり、何か大切なものを失うようなことがあったりしませんでしたか。

現状はそのように何か自分にとって、ものずごくネガティブだと思う事があったと気づかせてくれています。

忙しい毎日を送っている方でしたら、いちいち立ち止まって悲しみやショックという感情を深く感じ取っていないかもしれませんが、まずそのような出来事があったかなと思い出すだけでも大丈夫です。

そして、失ったものはもう取り返せない状況だということも伝えられています。

実はこの後どうすれば良いかはもう最初に答えがでていましたよね。

もうおわかりかと思いますが、これからこの現状をよい方向に進める解決策をお伝えしていきますので安心してください。

現状を変えるための解決策・最終結果

ここからはカードより、現実の方に発想を切り替えて考えてみましょう。

失ったものをどうにか取り戻すために時間を戻すなどということは当然ながらできませんが、失ったものをよりグレードアップさせたものを取り返すことはできるんです。

未来に進みながらなので取り返すという表現はおかしいですが、失ったものはもしかしたらもう必要性が無くなったという風に考えられます。

それよりも、今のあなたに合ったものが必ず存在しますのでそっちの方を手にしてくださいという意味です。

その後に冷静に考えることは必要ですが、何がダメだったのか考えるよりもっと他に良いやり方や物があるかもしれない!と気づくことが重要なとこなんです。

このカードの人物でいうと、しゃがんでカップを立てる時にどうやったら倒さずに済むのか次に置く場所を変えたり、中身を入れ替えるということを試すかもしれません。

そうやって色々試した後に自分が納得できる完成型が出来上がりますよね。

ですので、カップの5が出ても現状悪いわけではなく、これから良くなるよっていうカードなんです。

タロットでいうカップは心や器をさし、中の水が情熱や感情を表しますので、情熱をかけて手がけたものはそれは本当にダメになってしまうのはツラき悲しいことではありますが、

その場でずっとその状態を見続けることは、嫌な気持ちをずっと味わい続けるだけですので、早めに気持ちを切り替えて新たな方向性を考えそれを実行することが一番の解決策となります。

最終的に以前の失ったものよりも、自分で納得できるものが手にできるとわかったら、今の運勢を上回る幸運期に入ることでしょう。

まとめ

このカードの印象のように、いつまでもその場で立ちすくんでしまうとやってしまった事が突然元に戻って修復されることはないです。

時間はどんどん経って周りはいつのまにか変わってしまって後悔に後悔が重なって「何やってるんだー」と自分を責めてしまうこともあると思うんですよね。

何か失ってしまったり、自分だけが取り残されている感覚になったときは次の一手を考える時期にきている転換期です。

過去に意識を向けるのではなく、未来のさらなる楽しみのために時間を使っていくようにすると、新しい幸運期の流れがきますよ、とこのカードは伝えてくれています。

あまり難しく考えずに、カードの人物のような簡単な作業で新しい型を創るイメージで運気を転換していってみてくださいね。

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