今回はカップの7についてお伝えしていきます。
この記事では、「現状と未来について、最終結果とアドバイス」で解釈するとどうなるのかがわかります。
タロットカードのカップは聖杯に水が注がれたり溢れたりを表現するものの象徴として描かれていて、その水は人の感情の動きとして表されます。
このカードの図柄はカップが7つもあって、その中に色々なものが入っている様子が描かれているのでなんだかそれらが手に入っていい思いをするのかな?と少し期待してしまいますが、実は描かれている人物たちの表情はあまり良くなくどちらかというと暗いです。
またカップには人の感情として水が入っているはずですが、それ以外のものも入っていることがわかります。
カードの内容が知りたい方や、この絵が目に入ったときはぜひ参考にしてみてください。
カップの7の現状と未来はどうなっていくのか
このカードが出た時の現状は、あれこれ頭の中で夢や願望を妄想しているけど何から手をつけてよいのか解っていない、でも逆に頭の中では完璧に手にいれている状況ではあります。
妄想で欲しいものを求めているけど、具体的な手に入れる方法までは考えていなかったり誰かに言われた一言がずっと気になって頭から離れないというようなとにかく頭の中がいっぱいいっぱいになっていて、それ以上にもうそこから抜け出すパワーが少なくなっていきます。
このままの状態で未来に移行しても今と同じ状況が続くか、更に今よりも苦しい状況になってしまうかもしれません。
今が停滞していて、そこから時間が経過しているのに変わらない人を見ている家族や親しい人は良かれと思って何か言ってくるかもしれませんよね。
そうなると、焦ったり落ち込んでしまったり気分は下がったままになります。そして益々抜け出せずにグルグル同じことの繰り返しになってしまいます。
ではどうすればいいのか次の章でお伝えします。
カップの7が出たときのアドバイスメッセージ
カップの7が出たからといってそこで、落ち込まなくても大丈夫です。
現状はわかったわけですから、その地点で妄想が大きくふくらんでいるとすればその望みのところから逆算して考えればいいのですから落ち着いて次に起こすべき行動を考えればいいだけです。
周囲の人や誰かに言われたことが引っかかっている場合は、そのことばかり考えすぎないことが重要です。でもそれも難しいと思うかもしれませんが、こういった時は意識的に頭の中からその記憶を消す努力が必要です。
それはどういうことかというと、思い出して考えそうになったらそのことについて考えるのを止められるように他の違うことをやるという事です。
脳はあまりエネルギーを使わないように何度も考えてきた事を自動的に思い出して繰り替えし考えるので、意識して切り替えていかないと同じ事をずっとずーっと考えてることにも気づかないままになってしまうんです。これは危険ですよね!
このような事に限らず、何か新しいアイディアが欲しい時も一旦頭の中をリセットすると良いアイディアが突然閃くこともありますよね。
妄想して未来を予測したりすることは悪い事ではないので、たくさん楽しんでも良いと思います。
気持ちが追い付いていなかったりワクワクしていなければ、一旦切り替えることを試してみてくださいね。
カップの7の正位置と逆位置の一般的な意味
カップの7の正位置の意味では現実逃避・空想の世界での成功、迷いや不安が大きくでて行動に移せないでいたり感情を制御したりすると出ています。まだ無い何かを追い求めているのですが、頭の中では出来上がっている状態なのでそれは成功となるわけです。
ですが、それを現実のものとして手に入れたり体験したりすることはまだ出来ていない、そしてその予定もないというような状況を表しています。
計画は充分出来上がっているので、そこから積極的に理想に近づいていける行動ができるようになるといいですね。
反対に逆位置での意味は正位置で言われてきた妄想や空想を前向きに捉えて、それを現実のものとするように働きかけていけるということになります。
また現実とのギャップに気づくと、夢や理想への実現に向けての行動に修正が出来るので途中で計画が滞ってしまい時間が大幅にかかるということもなくて済むのです。
カップの7では正位置よりも逆位置の方がなんとなく良い意味で出ていますが、どちらもこれから頭の中に出来ている事を現実のものとしていけるチャンスがきていますよというメッセージが込められています!
まとめ
今回、小アルカナのカップの7のメッセージを解読してきました。
タロットカードの中でも感情や心の動きに特化したカードでしたので、目に見えないことには案外自分でも気づかないこともあると思います。
このカードが出たことによって立ち止まって考えてみるのも、今の立ち位置がわかってこれからどう振る舞っていけばいいのかの良いキッカケになったのではないでしょうか。
自分では気づいてないからと言って周囲も気づいてないわけではないというところも、ちょっと安心できないですね。
自分だけが宙に浮いたような地に足がついてなかったあいだでも、周囲は着実に歩みを進めていて一人だけ出遅れてしまっていた何てことにならないように気を付けていくことが大切です。